top of page
執筆者の写真CTF Japan

新型コロナ:恐れではなく、信仰を勝ち取る方法

更新日:2023年4月24日



スティーブ・ロング



2020年、何とユニークな時代に生かされていることでしょうか。世界中で新型コロナウイルス感染症の対応に追われ、学校や商店街は閉鎖、ソーシャル・ディスタンスが当たり前となりました。この様な不安定で恐ろしい情勢にあって、健康を維持し、弱き者をも守ろうとしています。


世界中が恐怖を味わう中、今こそクリスチャンが信仰に立ち、神様を信じ、変革を見る時だと思います。



信仰と恐れの違いとは?


新型コロナウイルスを前に、私たちが恐れではなく信仰を勝ち取るために、まず整理しておきたいことがあります。信仰または恐れを選ぶとは、具体的にどういう意味だと思いますか?


答えは、『誰の言葉に耳を傾けるか』です。



神様の言葉に耳を傾けると、神様からの啓示を受けます。私にとって信仰とは、啓示に沿った行動を起こすことです。ヘブル11章は信仰について書かれた素晴らしい聖書箇所です。「信仰がなくては神に喜ばれることは出来ません。なぜなら、神に来るものは、神がおられることと、ご自身を求める者に報いて下さることとを、必ず信じるはずだからです」(ヘブル11:6)。信仰に生きるなら、次の様な神様への告白が伴うでしょう。



「あなたの声を聞きました」これは希望です。

「あなたの言うとおりです」これは信じることです。

「あなたの言うとおり行います」これが信仰です。奇跡が伴う信仰の領域です。



注意しなければならない声もあります。それはサタンの声です。私たちが神様の思いを受け取ろうとするとき、サタンは「でももし・・・」と私たちを誘惑し、偽りを持ちかけてきます。創世記3章のアダムとエバのように。民数記13章のイスラエル人のように。ルカ4章でサタンは、イエス様にまで偽りの声を仕掛けてきました。サタンの声を聞いてしまうと、疑いの思いが生じます。疑いは恐れに繋がるのです。


サタンは私たちの痛みや苦難、ストレスに対して罠を仕掛け、恐れで私たちを縛ろうとしてきます。世界的なコロナウイルスの問題を抱えた現代、サタンは私たちが恐れに囚われるよう仕向けてきます。恐怖心から、自分勝手に過剰な買い占めをするなどの過激な行動を起こしてしまいます。


信仰も恐れも、きっかけは誰かの声に耳を傾けることです。あなたはその声を選ぶことができます。サタンの声は、死、貧困、破壊へと導きます。イエス様は、「盗人が来るのは、盗んだり、殺したり、滅したりするためです。わたしが来たのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためです。」(ヨハネ10:10) と言われました。神様の声を聞くと、報いが与えられます。ただ、神様の細き小さな声よりも、サタンの大きな偽りの声の方が、つい耳に入って来たりします。私たちは、神様の声を聞くことに長けていなければなりません。


マーク・バークリー著者「神の声を聞く4つの鍵」には、全てのクリスチャンに必要な、神様の声を聞くという根本的な教えについて書かれています。神様の声を学ぶとき、恐れではなく信仰を選択できるようになります。




コロナウイルスに対抗する、3つの神様からのギフト


病と恐れの両方を拡散させるコロナウイルス、その本当の解毒剤は、この聖書の言葉にある思います。「神がわたしたちに下さったのは、臆する霊ではなく、力と愛と慎みとの霊なのです。」(2テモテ1:7)


聖霊様は私たちのうちに生きておられ、力と愛と慎みとを与えてくださいました。この3つの恵みが、今の時代どのように私たちの生き方に変化をもたらすでしょうか。



1. 愛 - ギリシャ語では『アガペ』、犠牲の愛を意味します。神様の臨在で満たされる時、愛は次のように溢れながれます。


  • 困っている人をサポートし励ます:近所のご高齢の方のために買い物をしたり、不安を抱く方に電話で祈ります。


  • 思いやり - 私たち夫婦は、街に蔓延する恐れへの対抗策を考えました。恐れに駆られる人々は、自分の為だけに物を買い占めたりします。でも神様の愛は犠牲の愛。そこで私たちは、他者の必要のためにもお金を出そうと決めました。こういう時期だからこそ、出来る限り誰かに思いやりを示したいのです。皆さんもぜひ、聖霊様に聞いてみてください。スーパーやドライブスルーで、誰かを思いやることに挑戦してみてはいかがですか。あなたと共におられる神様は、必要を備えて下さる主です。神様の愛は、恐れよりも遥かに力があります。


  • 他者を守る:犠牲の愛とは、ソーシャルディスタンスや外出自粛のルールに従うことも指します。自分の普段の生活習慣を諦めて感染率の低下に貢献することで、医療システムの崩壊を防ぎ、治療を受けるべき方々も守られます。



2. 力 - イエス・キリストを死からよみがえらせた方の御霊が、信じる全ての者のうちに住んでいます (ローマ8:11)。信仰を選択するとは、神様の力が私たちを通して解き放たれるということです。


  • 癒し - あなたが友人や家族に伝える言葉が、癒しを解き放つ神様の油注がれた言葉として用いられることがあります。聖霊様の満たしによってあなたの身体がふるえる時、周りに人にも神様の力が及ぶことがあります。神の力が私たちの内に臨んでいるからです。神様はコロナウイルスで苦しむ全ての人を癒したいと願っておられます。


  • 祈り - 今こそクリスチャンが祈るべきときです。祈りには力があるからです。聖書は、リーダーのために祈るよう教えています。決断を任されている者、医療現場で働く者、国を導く全てのリーダー達のために祝福を祈りましょう。国々の癒しのために、祈り続けましょう。



3. 慎み - 慎みとは、狂気や惑いの反対の性質です。主から明確に聞き、思慮分別と知恵を持って行動することを言います。


  • 戦略 - 家族や近所、教会、職場などの現場で、いつ何をすべきなのか、神様は私たちに明確な戦略を示して下さる方です。聖霊様に聞くことが、恐れへの解決策です。


  • 今の時期、専門家の意見は、自分や周りの人々を守るための大切な知恵です。また、父なる神様の平安に身を置く選択も知恵です。


  • 感謝を捧げることは、私たちの思いを主に向ける最高の方法です。困難にあっても、感謝を通して神様の素晴らしさに気づくことが出来ます。



今こそ、ブレイクスルー(打ち破り)の時


『2020年は、10億の魂の収穫への入り口の年となる』この様な預言の言葉が、過去数ヶ月の間に世界中で語られています。


でもいったいどうやって?


愛するみなさん、今がその時だと私は信じています。コロナウイルスの闘いはリアルです。病いに苦しみ、命を奪われ、仕事を失い、隔離され、恐怖が押し寄せる現実を目の前にしています。だからこそ、今、教会が信仰に立って光を放つべきなのです。それはあなた自身です!あなたに与えられたのは臆する霊ではありません。愛と力と慎みとの霊です。今こそ、神の民を通して世界が変えられてゆく時です。



閲覧数:210回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Commentaires


bottom of page